2004年09月02日

常磐ラプソディ

 「”#$%&?!?」
 一瞬のミスからあっという間に日本代表FWのスピードに置き去りにされ、失点の起因となってしまった高柳一誠。ゴール裏に佇む僕の目ん玉に突き刺さるかと思うような、点の軌道(ボールが突然大きくなるようなイメージ!)に揺らされたネットのポイントあたりを暫し呆然と眺めている表情は、目も口も驚愕と悔恨で溢れていた、そんな高3の、すっぱい夏の思ひ出。2年振りの素敵な日立台のゴール裏からの空間は、ちょっと残酷だった。
 この得点で、1−0だった前半終了時の楽天的な気分はどこかへ吹っ飛び、それどころか、「またいつも通りか」という気分で腰が上がらなくなってしまったのは言うまでもなかろう。サンフを観続けている者ならば。

 ところが、ここから粘った。浩司のドリブルからベットへ渡り、最後は「期待の電柱」盛田の「足」でのゴール。反対サイドのゴールだったため、誰が決めたのかそのときはわからなかったが、いつもの関東遠征らしからぬ粘りだった。
 この試合でのサプライズは、その盛田。ゴールシーン以外でも、フィードに対して予想外の強さを見せ、前線で何度もタメを作った。チアゴ以外の他のFW(外池含む)のダメっぷりを半年も見せ付けられてきた我々にとって、まさか「J2」から「拾ってきた」ような扱いをされても仕方のないモリッツァ「先生」が、ここまで対人的な強さを発揮することなど全く予想していなかったので−−いい意味での裏切りって、チョー気持ちイイ!−−彼の存在が前線でのパス交換の隠し味となり、攻撃については非常に心踊る気分で観戦することができたというものだ。雨の存在すら忘れて。
 一方で、後半、吉田が入ってからのバックラインからのボールの配球はちょっとがっかり。小村が右サイド気味に位置どりするシーンが目についたのだけれども、そこからの配球がショボイこと。ここ数年でJはほんの少しずつだが技術はさらに進歩し、目を覆うようなシーンが減少していることは間違いないだけに、余計に目立ってしまうんだな。小村・リカルド・吉田と、リカルドはまだましだが、長めの配球に難ありな選手が2枚入ると、お願いだからCMFへしっかり繋げと思うのは仕方がない。フィードの確かなCBよ、早く育てよ。
 ロスタイム、決まった〜!と思われたシュートが弾かれたところで、今の柏のポジションを考えると実に「痛い勝ち点2喪失」だったが、楽しみなシーンを幾度も生み出していたので、今回は許す。でもええ加減に関東平野で勝てってばよ。

 一誠。今回追い付いた前線に感謝し、1試合1試合、少しずつでいいから何かを得よう。ショートカットするなよ。



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2004年08月16日

後期開幕

・サンフ 1−2 市原

 開始3分に、観戦ポイントのゴール裏からはよくわからない状況で、カズのヘディングが決まる。これは第三者的には面白い内容になるのかな、と思ったのだが...
 今日の見所はJ1リーグでは初登場の高校3年生、高柳一誠。タレント揃いのサンフレッチェ広島ユースの中で、高萩に次ぐ好評価を昨年から得ていながら、前田・森脇らにナビスコ出場で先を越され、ある意味秘密兵器的な存在になってしまった感のある男である。もっとも、先日ナビスコでは豪快なデビュー戦ゴールを決めたことで、その存在を既にアピールしている。
 しかし、相手はベルデニック監督以降上潮一辺倒の「強豪」オシム監督により、その強さは誰もが認める存在である市原、そうは甘くない。本来左サイドとして最強ユースの中で何度も凄みあるプレーを観て来たものの、決して経験の多くない右側で、しかもJ1で、しかも市原である。高柳のサイドに敵のボールが集まり始める。しかもそこには恐るべきサイドのスペシャリスト、村井である。守備は破綻しかけ、やばいな、と思っている中、中央への市原のフィードを高柳は跳ね返すことはできず、マルキーニョスに収まってしまう。この時点で、シュートコースを切るものの、小村・高柳の2枚がまったくボールを奪取できない。ポッカリとでもなく、空いたわずかの隙間を狙ったシュートは、下田の予想と逆へ。痛すぎる失点。高柳にとっては高い授業料だ。
 その後は、お互い、決めてなく前半終了。「お互い」というところがミソで、思った程市原にやられなかったということである。暑さのせいもあるのだろうが、それだけに失点は痛すぎた。それにしてもFWへのボールの収まりが悪い。J1レベルでは、FWが「そこそこ」ではどうにもならないことを痛感されられるが、つくづくチアゴへの恨み節が口を突く。
 後半の失点は、前2枚フリーのところに折り返したボールが入った時点で決まり。高柳がクロスの起点をケアしなかったことが問題視されているようでもあるが、どうみてもマルキともう一人を手放していることが許しがたい。
 さて、自分がかねてより期待していた木村龍朗。後半15分頃に登場。しばらくボールに触れなかったものの、ファーストタッチ以降は、とても魅力的なタッチ、的確な前線への配球、これはと期待を抱かせる。ところが、ところが..

 茂木が入るとき、キムタツと茂木、大木でかきまわすのかと思っていたが、ここでキムタツの入ったポジションはボランチ。正直、得点の匂いに消臭剤をふり撒かれた気分に。いくらなんでもJ1初出場のキムタツに対して多くのことを要求しすぎである。この1年半、いつかはいつかはと我慢してきた小野采配だが、ちょっと切れそうである。ロスタイムに、キムタツが左サイドでボールを受けたとき、彼の前にはドリブルで突っ込んできて欲しい広大なスペースがあったにもかかわらず、パスコースを探す緩いドリブルに入ってしまい、固められてしまったときは本当に肩を落したと同時に、持ち味を出せるポジではないじゃん、と憤ってしまう自分が、そこにはいたのだった。

 それにしても、ワクワク感だけは持たせてくれ。負けたことははもう仕方ないから。

 追伸:さっき川崎−福岡戦をみてきた。福岡は苦しんでいた。ボールは右サイドの「恭平」にばかり集まっており、彼の存在が重要であることがわかったことは嬉しかったが、ポゼッションは高くとも、決めきれないところに福岡が昨年の広島がはまったツボに同じようにはまりかけているような気がした。松下祐樹は、殆ど存在感がなかった。光平は、ステキだった。なぜたった15分なのだろう。
posted by matsu at 14:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年06月28日

磐田戦「時分割」TV観戦記

 今日は磐田まで行きたかったのだが、どうしてもはずせない行事が入り、やむなく断念。幸い生中継は前半だけみることができた。中山が決めてりゃ試合は終わってたかもしれない前半だったな。ま、弱者が勝つときはああいうの普通決めるもんな。まあ、こんなもんじゃないの、とがっかりしながら家を出る。後半についてはいつもの情報シャットアウトだ。

 情報を遮断する一番よい方法は?それは、サッカーに興味のない人々と飲みまくること。

 その行事の打上げとやらでしこたま飲んだ「かめだし紹興酒」のにおいをビールやサワーで打ち消したりしているうちにさようなら終電。でもって、フラフラとおうちに午前3時30分帰宅。さて、みるか!では、後半戦スタート。

 もろい。もろいぜ。いや、まあサンフの守備もそうだが、寄る年波、出来上がった状態で観るべき映像ではなかった。あまりの情けなさに、自分の涙腺がもろくなったという訳だ。他サイトでは、実況がチョー磐田寄りだ、とかあったが、飲みすぎて実況など耳に殆ど入ってこない。ただただその差に呆然とするしかなかった。真ん中から適当に蹴リ込め放り込め(のようにしかみえない)を繰り返し繰り返し見せられ、去年1年で得たものは何だったのだろうと、寂しさと哀しさを侘しさの感情がボロロッカのごとく心中に逆流してきたのだ。断っておくが食道から何かが逆流してきたのではない。

 今年に入ってベスト3に入る寝覚めの悪い翌朝。バカ騒ぎの楽しい記憶は消滅。思い出すのは、ロスタイムのラストワンプレー。前田俊介が、それまで挑んでも挑んでもガキ扱いといった感じで止められまくっていた前田俊介が、相手DFを「美しく置き去り」にしたシーンだった。

 あのプレーに、救われた。

 そうそう、ジュビロだけど、あの一点目を観ると、狡さはさすがって感じだけど、ちょっと大人げなかったかな。シュビロも実は余裕がなかったことの表れだったのかな、と無理くり言っておこう。
posted by matsu at 12:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年06月21日

キムタツ・キムタツ

 得点:キムタツ。

 サンフレッチェのサテライトの結果で、一体何度この表記を目にしただろうか。というくらい、彼は数字上の結果を残し「続け」ている。しかし、未だに上の試合に出場したことはない。僕は彼のプレーについて多くを語ることができない(試合を殆どみていない)のだが、数字を残している選手使わない手はないと思うのだが、どうなのだろう。上で通じるかどうかの判断は、使ってからでもいいんじゃないか。
 安芸FCのキムタツコーナーの「くる!くる!くるよ〜〜〜!...今週も×、今週も×..」に、花の咲くことを祈るばか
りだ。それくらい、ずっとキムタツの活躍を祈っている。あの西が丘の美しいゴール以来。
posted by matsu at 00:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年06月17日

<第94回>どうせテレビ観戦さ..

 貴重な関東開催日。しかし、有給取得の願望叶わず、どうせ会社を抜けるのも遅くなるっつうことで、深夜放送まで情報遮断作戦を敢行する程に気合を入れてみた。 果たして、その試合内容に、ひっさびさにブチ切れましたですよ。もう、部屋のあちこちを蹴り上げた程だ。前半はもう、みてらんねえ。動かない。集中しない。パスミスのオンパレード。特にハンジェのそれはもう、深夜に叫ばせるな、すまぬ見知らぬ隣人よ、という程の低質なプレー。ボランチは、これで後期戦うのかと思うと、ひどく気が滅入ってしまった。
 試合後の小野のコメント...なんなんだろう、選手を擁護するような言葉が多いことが、ひじょ〜に(テレンスリー口調で)気に入らない。正直言って、スタジアムに掛けつけたサポに対して失礼というものだろう。
 某所で、1STで勝ち点20とることが、サポにとっての精神安定の喫水線、みたいな我が思いを話したことがあるのだが、甘いんじゃ、とばかり突き付けられた、現実。結局再び黒い汗をかくことになるんじゃないかという微妙な不安がよぎる試合だった。
 ところで、市原の羽生タンが代表に選ばれたって?なになに、普通のサッカー選手は1試合に10km走るが、彼は15km走るだと。ほほう、そういう距離を測る機械があるのだね。では俺は知りたい。サンフレッチェの試合を10試合平均で割り出してくれ。45分以上出場で、90分あたりの平均距離数をはじき出してくれ。その数字に興味深々である。双子の数値、特に気にならないか?
posted by matsu at 12:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年06月16日

移行のお知らせと今年の過去ログ掲載

とうとうブログに移行。
今年の投稿は全部こちらに移しておく。ってあけおめ以来かよ!


---以下今年の過去ログ---
第93回<04/01/10 第93回 ことよろ>

 気が付けばこのサイトもついに4年目突入ですよ。つうか、気が付くとヨンフ一般のトップになってるし。「一般」って何よ。一般って。しかしまあ、せとさんの最大リンクも切れてしまったサイトの多いこと。ここもそろそろと思われているかも?まあ、更新頻度は落ちても、放置しておくだけなので安心しろ(誰が安心するのやら)。

 それにしても、最悪のお仕事モードが続き、正月早々会社で箱根駅伝をみるハメになるとは何が哀しいやら。更新どころではなく、気がつけばアホサポカップにデイリー1票作業している己れの虚しさよ。 そして、このサイト的に一番いぢらせていただいてきた、桑原さんの移籍に涙と鼻水と脱毛が止まりません。思い起せば、かつてサンフレッチェオヒサルにBBSコーナー在りし頃、深夜の流川にたたずむ彼を目撃したサポと思しき方によって「おまえそれでもぷろか」的にクソミソにたたかれるという、最高にグッジョブなチクり投稿から始まったといわれる一部マニア内でのブレイクぶりも、これにて終焉となることに、心に穴が空いてしまいただただそこはかとなく最近とみに美しくなった東京の夜空をながめるばかりのこの頃である。ああ、桑原さんがサンフ戦でJ初ゴールを決めるのではないかとドキドキして眠れそうにありません。
 これから先ニッチネタをこよなく愛す我々(我々?)は一体誰をいぢるべきであろうか。新ファンタジスタ、新たに流川を闊歩する選手の出現を待つのみだ。最近のサンフ、いい子ちゃん系ばかりでいぢれんぞ。おじさんは不満だあ。

 そうそう、31日、会社停電のためひまだったので、さいたまスタジアムに吉弘をみてきたよ。相手さんの攻撃がしょぼくて評価のしようがない試合だったが、1度だけあった、30m級のヘディングクリアには萌えたよ。これで足技がヤヴァイと2003ファンタジスタbP上村さん風ハラハラドキドキプレイヤー後継候補bPだが、心臓に負担がかかるのでその道を進むことは許すまじ。
 では、今年もよろしく。高萩レギュラー定着が、今年最大の希望としておこう。
posted by matsu at 12:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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