さて、試合内容はネット中で報告されていることもあり、ここでは割愛する(また割愛かよ!という声が聞こえたようだが、空耳だろう)。
それにしてもユースの強さがここ1〜2年でここまで際立つとは、西が丘の初観戦の頃は想像だにしなかった。そしてこの強さが自らのサンフに対する感覚を恐ろしく複雑なものにしてしまっていることに、混乱気味なのだ。そりゃあそうだろう。トップでもの凄くストレスのたまるゲームを年がら年中観続けているのに、勝利が必ずしも目的ではないはずの下部組織の勝ちが、強烈な歓喜をもたらすのだ。一瞬100%の喜びのあと、じわじわと虚しさが心中に波立ち始めるのだから。
とはいえだよ、トップチームでのユース出身者活躍度は結局「双子と駒野の年代が特異な代」でしかないのだ。それをメディアが「サンフレッチェは下部組織がトップチームを底上げするシステムが完成している」などともてはやすから錯覚が起こるのだ。つまりサンフレッチェユース出身者活躍度を創立以来からグラフ化した場合、双子年代が突出しているだけで実はその他は継続した活躍をみせている者は皆無に近いのだ。ということはだ、2年前のキムタツ、1年前の田村、高萩という面々の活躍度をみると、そのカーブがようやく起き上がりはじめたばかりの、まだまだ黎明期を脱出できない程度の、本当の意味での歴史の始まりをみているのだといえよう。これが2〜3年後にスタメン或いはベンチ入りのの半数以上を常時締めるようになったときに、下部組織の強さを「健全な気分」で喜ぶことができるに違いない。勿論、そのトップチームが「優勝争い」を展開できる程の凄みがあるチームであることが大前提なのだが。
その前提は、やり方次第だがメンツ的には末恐ろしい連中が揃っているのだから期待しないはずがない。おそらく辛口系な、どこにでもいる「おっさんちょっと感じ悪っ!」な僕が期待しているのだから、間違いない。
さて、ガンバか。怖いね。特にリカルド先生が。頼むから普通にやって、ふ・つ・う・に(笑)。
手前な話をおまけにしておくと、フットサル合宿では3日でシュートを20本くらい放ち、それもそこそこ当たりなシュートやダイレクトシュートなど、80〜90%枠内だったにもかかわらず、ゴールはたったの1本。しかもヘディングで今合宿一芸術的だったと呼び声の高い「自殺点」で、±0ゴールと揶揄される始末。これも夏の泥酔旅行@T大寺でひいたおみくじ「凶」が既に暗示していたのだ。みんな知ってるかい。そこのおみくじ、「凶」の横に英訳がついていたんだ。なんて書いていたか。
No luck.
幸?んなものあるかボケ、と意訳...
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